来年秋の開催に向けて、作品制作が一足早くスタートしました!
今回は、正院地区に作品を展開する中島伽耶子さんの活動です。
春に作品展開場所の視察をされ、家の壁を加工しても大丈夫な物件を探し、見つかったのが、この家。ひびのこづえさんの「スズズカ」がある飯塚に位置します。
この家の所有者さんは、すごくやさしい方で、作品制作に入る前、飯塚の直会(なおらい)に中島さんを招待し、地元のお父さんお母さんと交流する時間を作りました。中島さんと仲良しになった地域の方が、早くも期待を寄せ、芸術祭を前向きに考えてくれているようです。
※直会(なおらい)とは、祭りの終了後に、神前に供えた御饌御酒を神職をはじめ参列者の方々で戴くこと。
楽しみに待ってくれていたサポーター活動
平日の活動でもありながら、2017年の芸術祭を見に来て、「次はサポーターとして関わりたい」と初めて活動に参加してくれたスズサポさん、作品制作を楽しみに心待ちにしていたリピーターのスズサポさん、また地元で農業をやっている若者、学校の先生をしている方など、3日間で8人の方が参加してくれました。
活動内容は、とてもハードで、古民家の壁をとんかちで叩き、天井を抜いたり、
柱を鋸で切ったりして、出てきた端材をまとめ、きれいな展示空間にするのがミッション。
3日間で見違える空間となった、その一部をお届けします!
サポーターさんからは、「DIYに興味があったから楽しい活動だった」
「子どもの頃に書道教室として使っていた空間が生まれ変わっていく作業に関われて嬉しかった」、「通りがかりの大工さんが色々教えてくれたおかげで無事に柱を抜くことができた」、「作品を一から作っている作家さんのお手伝いができてよかった」との声がありました。
次回の中島さんの作品制作は6月頃を予定しています。本格的に家に穴を開けていく作業、ぜひお楽しみに!