珠洲の芸術祭では、もともと別の用途で使われていた場所も作品会場として使われています。尾花賢一さんは海のそばにある倉庫で、大切な人との悲しい別れを描写した、能登半島に残る民話『嫁礁(よめぐり)』をベースにした作品を展開しま […]
お知らせ
6月・7月に市内の方やスズサポの皆さんと一緒に行った漂着物拾い。長い海の旅を終えた靴やプラスチックのケースなどがたくさん集まりましたが、スボード・グプタさんの作品にはもっともっと漂着物が必要みたいです。なんてったって、こ […]
珠洲の外浦をドライブしていると、ところどころ、ぽこっと陸からせり出たような場所があります。この独特な地形も珠洲の岬巡りのわくわくポイント。 キムスージャさんの作品展開場所は大谷地区の鰐崎(わんざき)海岸。今回のサポーター […]
ここ珠洲市は石川県の最先端、人口約1万4000人。学校の統廃合が繰り返され、現在では市内の小学校は8つになりました。かつて学校だった場所は空き地になったり、他の用途のある施設として活用されている場所も。会期中スズサポ宿舎 […]
能登では古くから祭りの際に、各家庭で親戚や知人、仕事でお世話になっている人などを招いて、ごちそうを振る舞う「ヨバレ」という習慣があります。ごちそうを振る舞う際の器として、多くの家庭で赤い御膳が使われてきました。 スズ・シ […]
珠洲市は能登半島の先っちょ。さいはての地と呼ばれることもあります。普段見ている日本地図でもちょこんと飛び出している珠洲ですが、力五山さんは細長く、尖っている、その特異な地形に焦点を当て、珠洲を支点にしたやじろべえを模した […]
小泊地区でいまも続けられている新出製材所は海に面した気持ちの良い場所に位置します。Noto Aemono Projectさんはこの場所で製材している能登の木材を用いたベンチやテーブルが置かれたスペースを作品にするそうです […]
「大蔵ざらえプロジェクト」にて、珠洲の蔵や納屋から集まった民具たちがお披露目されるまで50日を切りました。4月に行われたサポーター活動「民具お引っ越し大作戦」では、集まった民具約1500点の中から作品に使用するものを会場 […]
若山町吉ヶ池は辺り一面に緑が広がる美しい場所。そこにたたずむ民家で、カルロス・アモラレスさんは、黒色の紙製の蝶々が無数に空き家の中を舞っている作品を展開します。実はギャラリー空間以外での古民家での展開は、今回が初めてなの […]
昨年11月からスズサポさんや地元の方と着々と準備をしてきた、中島伽耶子さん。飯塚集落にぽつんと存在する空き家。家の柱や壁、床を取り払い、かつて珪藻土工場の事務所だった場所はとても広い空間の家になりました。今回はついに作品 […]