アート

【活動レポート】3/27(土)-4/3(土)旧保育所の塗装作業は子どもたちにも大人気!

今年の秋、奥能登国際芸術祭2020+は開催することを決定し、現在作品制作の準備を進めています。
町の中に40〜50ほど点在させるアート作品の一部は、作家、地元のお母さん、お父さん、子どもたち、もちろん珠洲市にお住まいでない方がボランティアサポーター(スズサポ)として参加することができ、一緒につくっていくのが特徴です。

今回は、三崎地区の旧小泊保育所にて、広島県出身のアーティスト 山本基さんが約1週間の滞在制作をスタートさせました。

山本基さんは石川県にある金沢美術工芸大学を卒業され、過去には珠洲市にあるギャラリーで展示されたことがあり、縁が人を惹きつけるのか、続々と地元の方やスズサポが駆けつけ、のべ86人もの方がお手伝いに来られたのです。

自分の作品を参加するサポーターに伝える山本基さん。

1日目の活動は、5トンの塩を運ぶ作業と、保育所内の掃除。
大きなトラックいっぱいに運ばれてきた塩のブロックが入っているダンボールをせっせと運び、開封し、同じ大きさごとに仕分けしていきます。

2日目は、壁や床、窓枠を青く塗るための下準備!
塗るところ、塗らないところを区別するためのテープ貼りをしていきます。

3日目の午後からはいよいよ本格的な塗装を開始!
春休み真っ只中、地元の子どもたちや高校生がお手伝いにきてくれました。

大胆に塗るところや、細かく塗るところ。みんな集中して塗っていきます。

芸術祭に興味のある地元の高校生も連日参加!
青い帽子お揃いで参加してくれた地元サポーター。

約1週間かけて行った展示室の一部はこのように変化しました。

初日の掃除風景
最終日テープを外した様子(反対向きですが上と同じ部屋)

活動の日はほとんどの日が晴天で、青空と桜がきれいにマッチ。
基さんは言いました。「今回塗装する色は、娘と話し合って決めました」と。
忘れちゃいけない大事な親子の思い出。青空の色に近く、こどもの遊具によく使われる色。
完成がますます楽しみになりました。

お昼は毎日桜の下で。ポカポカの陽気でお昼寝も。

また夏ごろ、ここでの活動は再開しそうです。
ぜひサポーター登録をして一緒に作家さんのお手伝いに参加しませんか?

▼1日から参加OK!登録後、定期的に活動のお知らせをお届けします。
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